農業土木で生きていく。inタイ・コンケン

とある大学院生の日記。

農業土木分野で研究活動をする大学院生のブログ。研究、留学、サッカー観戦、民族音楽演奏、食べ物、日々の生活について書きます。

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コンケン大学について

 

 HARUTAです。

今日は、私が1年間お世話になるコンケン大学について紹介します。

コンケン大学は、タイ王国の国立大学で、17学部と大学院およびカレッジを有する総合大学です。

 

研究室の友人に聞いた、タイ大学ランキングは以下。(※2016年4月)

 

1位 チュラロンコン大学(バンコク)

2位 マヒドン大学(バンコク)

3位 コンケン大学(コンケン)

4位 タマサート大学(バンコク)

5位 カセサート大学(バンコク)

 

そう、私が来ることになったコンケン大学はタイでも3本の指に入る難関校なのです。

さらに、他の4大学は首都バンコクにメインキャンパスを持つのに対し、コンケンは唯一東北部(通称イサーン)にキャンパスを持つ、イサーンNo.1の大学なのですね。学生数は4万人!メインキャンパスの面積は約900ヘクタールで東京ドーム192個分とかなりのマンモス校です。

 

コンケン大学農学部について

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 ちなみに、私はコンケン大学の農学部に所属しておりまして、農学部は私の所属する土壌科学学科や畜産、農業経済など9つの学科があるそうです。

 

ここが違う!日本とタイの大学

さてここで、私の日本での大学とコンケン大学についてここが違う!と思ったことについて書いていきます。

 

①大学院生に女性が多い

同じ研究室のメンバーは、院生以上だと6人中男性2人、女性4人といった感じです。

学部生を含めるともっと多いかも。

私の大学に限らず、日本では「理系女子」と注目されるほど理系分野の女子学生(特に大学院生以上)が少ないと思うのですが、コンケン大学では逆でした。(これがタイ全域に当てはまる傾向なのかはわかりません)

 

②女性教諭も多い!

タイは女性の社会進出が進んでいる国だとは聞いていましたが、自分の指導教諭はじめ、女性の研究者が多いな~と実感しています。私の所属する学科は7人の教諭が居ますが、そのうち5人が女性です。

 

③学部卒業後、一度社会に出てから修士課程に戻ってくる学生が多い

私の大学に限らず、日本では高校を出て大学へ進学し、その後就職または大学院へ進学という流れが多いと思います。もちろん、就職後にまた修士課程や博士課程に行かれる方もいるかと思います。

しかし、タイでは学部を卒業した後、一度就職をしてから修士課程に戻る人もかなりの割合いるそうです。私の研究室では半数が該当します。

 

④子連れで学生やってる!!

研究室の修士課程の先輩の中にはシングルマザーで小学生の子供二人を連れて(現在学校が休みらしい)大学に通っている猛者がいます。何より、これを受け入れている環境が素晴らしいですよね。こんな生き方もあるのか、と参考になります。

 

以上のように、私の大学だけでなく日本の大学との相違点は多いと感じました。

 

最後に

いやー、ほんとコンケン大学めっちゃいいです。

先生、学生、研究環境が本当に整ってる。

何より、自分の専門である塩性化を学ぶ人が多い!!

なので研究の話とかめっちゃできるし、みんな真面目なので刺激をもらえます。

ここに来てよかったと思っております。

がんばるぞー